2024年10月11日から、坂口健太郎とイ・セヨンがW主演を務める韓国ドラマ『愛のあとにくるもの』がPrime Videoで独占配信されました。このドラマは、辻仁成とコン・ジヨンのベストセラー小説を基にした純愛ラブストーリーで、全6話構成です。この記事では、ドラマのキャストやあらすじ、出演者と監督の作品にかける思いをまとめて紹介します。
あらすじ
2019年、韓国から日本に留学してきたチェ・ホン(イ・セヨン)は、小説家を目指す日本の大学生・青木潤吾(坂口健太郎)と出会い、運命的な恋に落ちます。ホンは「潤吾との愛は永遠に続く」と信じていたものの、些細な行き違いから別れを決意し、韓国に帰国します。
5年後、ホンは韓国で出版社の企画室長として働いていますが、彼女の初恋はまだ心の傷となって残っていました。そんな彼女が、小説家として成功し韓国を訪れた潤吾と偶然再会。潤吾は、5年間後悔を抱え続けており、再びホンと向き合う決意をします。果たして二人は再び愛を取り戻すことができるのでしょうか?
キャスト
青木潤吾(坂口健太郎)
日本の大学生で、小説家を目指している。韓国から来た留学生・チェ・ホンと恋に落ちるが、些細な行き違いで別れます。5年間、彼女のことを忘れることができず、彼女をモチーフにした小説がベストセラーに。再会の機会が訪れ、潤吾の心は再び彼女に引き寄せられます。
プロフィール
- 1991年7月11日生まれ。モデルとしてデビューし、その後、俳優としても成功を収めています。『シグナル 長期未解決事件捜査班』や『余命10年』などの作品で注目を集め、本作が初の韓国ドラマ挑戦となります。
チェ・ホン(イ・セヨン)
韓国から日本に留学していた学生で、潤吾と運命的な恋に落ちます。深まる愛に伴う孤独感に耐えられず、別れを選んで韓国に帰国。仕事では成功を収めるものの、初恋の痛みは癒えず、再会した潤吾に再び心が揺れ動きます。
プロフィール
- 1992年12月20日生まれ。5歳で子役としてデビューし、韓国ドラマ『赤い袖先』などで人気を博しています。本作では、日本語での台詞にも挑戦しています。
キム・ミンジュン(ホン・ジョンヒョン)
ホンの中学時代からの友人で、15年以上彼女に片思いをしていた。現在はホンの婚約者ですが、潤吾との再会により彼女の気持ちが揺れ動く様子に不安を抱きます。
プロフィール
- 1990年1月7日生まれ。モデル出身で、韓国のドラマや映画でも活躍する俳優です。『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』や『王は愛する』などに出演。
小林カンナ(中村アン)
潤吾の元恋人で、現在は彼のビジネスパートナー。クールな性格でプロフェッショナルに仕事をこなしてきましたが、次第に潤吾をもっと近くで支えたいと思うようになります。
プロフィール
- 1987年9月17日生まれ。モデル、タレント、女優としてマルチに活躍。『SUITS/スーツ』や『グランメゾン東京』など、数々のドラマで実力派女優として知られています。
監督・出演者の作品にかける思い
ムン・ヒョンソン監督の思い
本作の監督であるムン・ヒョンソンは、長年にわたり純愛ラブストーリーに情熱を抱き続けてきました。彼は、「幼い頃からメロドラマやラブストーリーを観て育ち、それをいつか自分自身で作りたいと思っていた」と語っています。9年前にこの原作小説と出会い、「これは自分が描きたかったロマンスだ」と感じ、少しずつ準備を進めてきたと言います。
特にムン監督は「愛というテーマは一つの定義に縛られないもの」と考えており、演出や脚本を通して様々な愛の形を描こうとしました。彼は「愛は時に変わるものでもあり、また変わらないものでもある。どちらも本当の愛だ」と述べ、愛に対する多様な視点を取り入れています。ムン監督の情熱と深い洞察が、この作品の全体に息づいており、視聴者に強く訴えかけます。
坂口健太郎の思い
坂口健太郎にとって、初の韓国ドラマへの挑戦は大きな試練でもありました。彼はインタビューで「言語や文化の違いに不安があったが、それ以上にこの作品のテーマや監督の熱意に惹かれた」と語っています。韓国語での演技に初挑戦しながらも、坂口は「愛というテーマは国を超えて共通するものだ」と感じ、韓国ならではの愛情表現や人間関係に新しい発見をしたといいます。
潤吾というキャラクターを通じて、坂口は「愛が時間を経ても変わらず続くのか」というテーマに深く向き合い、5年間の空白が生んだ感情の変化を丁寧に演じました。彼の繊細な感情表現が、このドラマに奥行きとリアリティをもたらしています。
イ・セヨンの思い
イ・セヨンもまた、日本語での台詞に挑戦し、異文化との接点を感じながら演技に臨みました。彼女は「言葉が違っても、感情は伝わる」と信じ、毎日の撮影に臨んだと語っています。特にホンというキャラクターに共感し、彼女の孤独や心の葛藤を丁寧に表現しました。
また、イ・セヨンは「愛は終わらないもの」と考え、時間が経ってもなお残る愛の形を信じています。彼女の自然体な演技が、ホンの感情を視聴者に強く伝え、この作品を一層感動的なものにしています。
共演者同士の思い
坂口健太郎とイ・セヨンは、お互いを「信頼できる俳優」と評価しています。言葉の壁を超えて、お互いに全力で支え合いながら作品を作り上げた二人は、再会シーンや感情的なシーンで特に深い共鳴を感じたと言います。現場でも和やかな雰囲気が漂い、互いに理解し合うことで、心に響くラブストーリーが生まれました。
配信スケジュール
- 10月11日: 第1話&第2話
- 10月18日: 第3話&第4話
- 10月25日: 第5話
- 10月25日20:00: 第6話(最終話)
作品の見どころ
『愛のあとにくるもの』は、5年間の空白と再会による二人の愛の再燃を描いた感動的なラブストーリーです。坂口健太郎の韓国ドラマ初挑戦と、韓国で人気のイ・セヨンとの共演が話題を呼んでいます。文化や言語の違いを超えた二人の感情の交錯や、時の流れがもたらす心の変化が見どころです。
ドラマのテーマは「愛の後に何が来るのか」。時間が経っても変わらぬ愛、変わりゆく愛、その両方を考えさせられる物語です。登場人物の関係性や内面の葛藤が、視聴者に強い共感を与え、深い感動を呼び起こすでしょう。
まとめ
坂口健太郎とイ・セヨンの共演による『愛のあとにくるもの』は、愛の変化と持続をテーマにしたドラマで、運命的な出会いと再会が描かれています。日韓の文化や言葉の違いを超えた二人の演技が、視聴者に強く訴えかける作品です。監督の深い洞察と俳優たちの真摯な演技が織りなす感動的なラブストーリーをぜひお見逃しなく。