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ドラマ『チェイサーゲームW2 美しき天女たち』レビュー

2024年9月19日からテレビ東京で放送がスタートする「チェイサーゲームW2 美しき天女たち」。この作品は、前作「チェイサーゲームW パワハラ上司は私の元カノ」の続編で、LGBTQ+をテーマに据えた愛憎劇として再び話題を集めています。今作では、前作で語られなかった春本樹と林冬雨の空白の一年間と、再会後の二人の関係を描きます。新キャストや、よりパワーアップしたストーリー展開にも注目です!

あらすじ

「チェイサーゲームW2」は、前作で別れた主人公・春本樹(菅井友香)と林冬雨(中村ゆりか)の再会を軸に物語が展開します。樹はカフェの店長として働きながらも、無意識のうちに別れた冬雨を探してしまいます。一方、冬雨は大手コンテンツ会社「ヴィンセント」を退職し、母の監視の下で専業主婦として暮らしていました。そんな二人が再び出会い、かつての関係はどのように変わっていくのか、二人の過去や新たなキャラクターが加わる中で、複雑な人間模様が描かれます。

キャスト・登場人物

  • 春本樹(演: 菅井友香)
    主人公の一人で、物語の中心となるカフェの店長。前作で恋人だった冬雨と別れた後も、彼女を忘れられず、無意識のうちに探し続ける姿が描かれています。仕事では冷静でリーダーシップを発揮する樹ですが、冬雨に対する未練や自分の感情に悩む一面も。再会した時の複雑な感情や葛藤が今作の大きな見どころです。菅井友香は、前作で視聴者から絶大な支持を得ており、今回の続編でもその繊細な演技が注目されています。ラジオやバラエティでの活躍が目覚ましい菅井が、二度目の樹をどのように演じるのか、期待が高まります。
  • 林冬雨(演: 中村ゆりか)
    中国の大手コンテンツ会社「ヴィンセント」を退職し、日本に戻ってからは専業主婦として母の厳しい監視下にある冬雨。かつて樹と強く惹かれ合っていたものの、ある理由から別れざるを得なくなり、彼女自身も過去に苦しみ続けています。冬雨は表向きは冷静で強い女性ですが、内面には繊細さや孤独を抱えています。再会後の樹との関係をどう修復していくのか、その感情の揺れ動きが物語の鍵となります。中村ゆりかは、冬雨役を通して感情豊かで複雑なキャラクターを演じ、その演技力で高い評価を得ています。女優としてだけでなく、今作のエンディングテーマも担当している彼女の多彩な才能にも注目です。
  • パク・ヨルム(演: ちせ)- 韓国で活動するインフルエンサーで、樹の初恋相手。
  • 七瀬ふたば(演: 菊地姫奈)- ダイナミック・ドリーム社のビジュアルエフェクト担当。
  • 久保結菜(演: 花柳のぞみ)- ダイナミック・ドリーム社のシネマティック担当。

ストーリーの魅力

「チェイサーゲームW2」は、単なる愛憎劇にとどまらず、LGBTQ+のテーマや社会問題に鋭く切り込みます。樹と冬雨の再会後、かつての感情が交錯する中で、二人はお互いに向き合いながらも新たな挑戦に直面します。また、韓国からの新キャラクター、ヨルムの登場により、二人の関係に新たな波乱が加わるのも見どころです。

前作がパワハラという社会問題を背景に描かれたのに対し、今回はより個人的で繊細な感情に焦点が当てられており、より深く人間の本質に迫るストーリーが展開されます。

音楽・サウンドトラック

「チェイサーゲームW2」の音楽は、前作に引き続きimaseが担当。主題歌「プリズム」は、アップテンポなメロディーと切なくも温かい歌詞が印象的で、樹と冬雨の複雑な感情を象徴する一曲です。また、エンディングテーマ「L.o.v.e.」は主演の中村ゆりかが作詞・作曲を手掛け、冬雨の視点から樹への想いを描いた愛らしいラブソングです。音楽が物語の感情的な瞬間を一層引き立てています。

印象的なシーン

特に印象的だったのは、樹と冬雨が再会するシーンです。お互いを見つめ合う緊張感と感情の高まりがリアルに伝わり、視聴者の心を揺さぶる場面でした。また、劇中で流れる音楽がこのシーンの感動をさらに高め、二人の再会が物語の重要なターニングポイントであることを強調します。

評価まとめ

「チェイサーゲームW2 美しき天女たち」は、LGBTQ+をテーマに深く掘り下げつつ、感情豊かなストーリー展開が魅力的な作品です。音楽やキャラクターの関係性が絶妙に絡み合い、前作を超える力強さがあります。新キャストも加わり、より一層ドラマが盛り上がることは間違いありません。

まとめ

「チェイサーゲームW2 美しき天女たち」は、LGBTQ+のテーマや社会問題を絡めた感情豊かな物語で、前作のファンはもちろん、新規視聴者にも楽しんでもらえる作品です。樹と冬雨の再会から始まる新たな物語に注目し、ぜひ毎週お見逃しなく!

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