米津玄師が「ハチ」名義で発表した名曲「ドーナツホール」が、11年の時を経て新たなミュージックビデオとともに再登場しました。2013年の初リリース時、ボーカロイドGUMIの声で多くのファンの心を掴んだこの楽曲は、ボカロ文化の中で重要な位置を占めています。そして今回、米津自身が新たに描き起こしたキャラクターたちとともに、フルアニメーションで映像が蘇ります。さらに、ゴディバとの特別なコラボレーションも展開されており、ファンにとっては見逃せない内容です。
ドーナツホールとは?ハチ名義の伝説的ボカロ曲
2013年に誕生した「ドーナツホール」
「ドーナツホール」は、ハチ名義で米津玄師が2013年に発表したボーカロイド楽曲です。この楽曲は、ボーカロイドGUMIを用いて歌われており、アップテンポでミステリアスな歌詞が多くのリスナーに印象を与えました。特に、曲に合わせて次々と切り替わるビジュアルや、独自の世界観が、当時のボカロファンを魅了したのです。
米津玄師の手がけたMVの魅力
当時のミュージックビデオには、GUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンというボカロキャラクターたちが登場し、色彩豊かなグラフィックと独自のアートスタイルが特徴的でした。米津がイラストと楽曲制作の両方を手がけたことにより、その独特な世界観が一層深まっています。リリース当初から根強い人気を持つ「ドーナツホール」は、多くのボカロファンにとって思い出深い作品となっています。
2024年に公開された新MVの見どころ
米津玄師自ら描き起こしたキャラクターたち
2024年9月30日に公開された「ドーナツホール」の新ミュージックビデオでは、米津玄師が再び手がけた新たなキャラクターイラストが登場します。今回の新MVはフルアニメーションで制作され、GUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンが再び現れました。新しいイラストは、キャラクターの魅力をさらに引き出し、以前とは異なる鮮やかな世界観を生み出しています。
豪華スタッフによる映像制作
今回のMV制作には、豪華なスタッフ陣が集結しています。監督は「チェンソーマン」や「呪術廻戦」でも知られる神谷雄貴氏、アニメーションデザインは千葉崇洋氏が担当。制作は「攻殻機動隊」で有名なProduction I.G、プロデュースはBLUE RIGHTSが務めました。「壊れていても構いません」というアルバム『LOST CORNER』でのキーワードを軸に、廃品回収業を営むGUMI、初音ミク、巡音ルカ、鏡音リンの4人が織り成す物語が描かれています。この新たなストーリーは、廃品の中から価値あるものを見つけ出すというテーマが込められており、映像美とともに深いメッセージを伝えています。
ゴディバ×ハチ「ドーナツホール コレクション」について
コラボレーションの背景と内容
さらに、今回の新MV公開に合わせて、ゴディバと米津玄師による「ゴディバ×ハチ ドーナツホール コレクション」が販売されます。ゴディバがアーティストとのコラボレーションによる商品を展開するのは今回が初めてであり、その特別感はファンにとって大きな魅力です。コレクションには、ドーナツショコラと新たに描き起こされたボカロキャラクターたちがプリントされたチョコレートが含まれており、見た目にも楽しめる内容になっています。
商品ラインナップと販売店舗
「ドーナツホール コレクション」は、2粒、4粒、8粒、10粒入りのセットが用意されており、価格は1,026円から4,320円(税込)です。中でも8粒入りと10粒入りのセットは、まるでCDのような円形のボックスに収められており、音楽と共に楽しむチョコレートとして特別なデザインが施されています。商品は全国のゴディバショップ、GODIVA café、オンラインショップで数量限定で販売され、ファンにとっては見逃せないコレクターズアイテムとなっています。
新MVとチョコレートの両方を楽しむ特別な機会
11年の時を経て再び注目を集める「ドーナツホール」
「ドーナツホール」の新MVとゴディバとのコラボレーションは、SNSでも大きな話題を呼んでいます。「平成に戻った気分」「懐かしい!」といった感動の声が寄せられ、当時のファンだけでなく新たな世代の視聴者にも強い印象を与えています。映像の鮮やかさと、11年前の思い出が交錯する新たな「ドーナツホール」は、多くの人々に深い感動を届けています。
まとめ
新たに生まれ変わった「ドーナツホール」のMVは、11年前にこの曲を愛したすべてのファンにとっての大切な再会であり、また新しい世代にとっても感動的な作品となっています。また、ゴディバとのコラボによる特別なチョコレートコレクションは、音楽と味覚の両方で楽しめるユニークな体験を提供します。音楽とアート、そして美味しさが融合したこの特別なコラボレーションを、ぜひ体験してみてください。