Little Glee Monster（リトルグリーモンスター）、通称「リトグリ」は、その圧倒的な歌唱力と美しいハーモニーで、国内外の多くのファンを魅了している女性ボーカルグループです。2012年の結成以来、メンバーの入れ替わりを経験しながら、進化を続けています。
この記事では、リトルグリーモンスターの脱退メンバーの理由、初期メンバーから新メンバーまでの変遷について詳しくご紹介します。メンバーの脱退や加入という節目をどのように乗り越えてきたのか、その背景に迫ります。
リトルグリーモンスター初期メンバーの紹介と脱退の経緯
リトグリは2012年、「最強歌少女オーディション」を通じて選ばれた7人のメンバーで結成されました。初期メンバーは芹奈、MAYU、かれん、アサヒ、麻珠、YUKA、LINAの7名。それぞれが個性豊かで、グループの魅力を支えてきました。
芹奈の脱退理由—双極性障害と方向性の違い
芹奈さんはリトグリの中心的な存在で、その高い歌唱力でグループを牽引していました。しかし、2020年に体調不良を公表し、一時活動を休止。その後、双極性障害とADHDの診断を受け、療養に専念することになりました。2021年には一時復帰しましたが、グループ活動に対する方向性の違いや心身の負担から、2022年7月に脱退を決断します。
脱退後も芹奈さんは音楽活動を続ける意向を表明しており、今後のソロアーティストとしての活躍が期待されています。
manakaの脱退理由—突発性難聴と音楽的な違い
manakaさんはリトグリ唯一の途中加入メンバーで、最年少ながらその力強い歌声でグループを支えてきました。しかし、2022年3月に突発性難聴を発症し活動を休止。その後の休養期間中に音楽に対する自分の気持ちを見つめ直し、リトグリを離れてソロ活動に専念することを決断しました。同年7月に正式に脱退し、新たな音楽活動の道を選びました。
麻珠の脱退理由—成長と自己実現への挑戦
麻珠さんは2017年にリトグリを脱退しました。その理由は「アーティストとしてもっと成長したい」「自己を高めるためにさまざまなことを学びたい」というものでした。彼女の透き通るような歌声は多くのファンに愛されており、その脱退はグループにとって大きな転換点となりました。
脱退後、麻珠さんはソロアーティスト「荒井麻珠」として活動を再開し、その後も精力的に音楽活動を続けています。
リトルグリーモンスターの初期メンバーから現在も活動する3人
初期メンバーの中で現在もグループに残っているのは、かれん、MAYU、アサヒの3人です。それぞれが異なる個性を持ち、リトグリの基盤を支え続けています。
かれん（古賀かれん）—グループを支える多才なオリジナルメンバー
かれんさんはリトグリ結成当初からグループを支え続けてきた重要な存在です。1998年6月8日生まれ、静岡県出身で、身長164cm、血液型はB型。メンバーカラーはベビーピンクで、その優しく温かみのある声が特徴です。
リトグリが結成された当初、かれんさんはリーダーを務めており、チームをまとめる役割を果たしていました（現在はリーダー制を採用していません）。特技はピアノの弾き語りとダンスで、その多才さを生かしてライブでも観客を魅了しています。
MAYU（吉田真悠）—関西魂で盛り上げるムードメーカー
MAYUさんも初期メンバーの一人で、1999年9月12日生まれ、大阪府出身です。身長156cm、血液型はO型、メンバーカラーはエメラルドグリーンです。透き通るハスキーボイスは、リトグリの楽曲に透明感と深みを加えています。
『第3回BAKKY JUMPINGシンガーコンテスト』で優勝するなど、実力派のボーカリストであるMAYUさんは、ライブでの関西弁を駆使したトークでも観客を楽しませるムードメーカーです。彼女の明るいキャラクターはファンにとっても親しみやすく、リトグリのステージに活気を与えています。
アサヒ（小林あさひ）—神秘的な声と天然キャラのギャップ
アサヒさんもリトグリの初期メンバーで、1999年5月13日生まれ、北海道出身です。身長151cm、血液型はB型、メンバーカラーはサンフラワーです。神秘的な声質と明るいキャラクターでファンに愛されています。
幼少期から北海道のアクターズスタジオに通い、2010年には『全日本カラオケグランプリ』北海道大会のキッズ部門で優勝するなど、音楽の才能を早くから発揮していました。彼女の明るく少し天然な一面がリトグリの雰囲気を和ませる役割を果たし、そのギャップがアサヒさんの魅力の一つです。
リトルグリーモンスターに新たに加わったメンバーたち
2022年、リトグリは「M∞NSTER AUDITION」を開催し、新たに3人のメンバーが加入しました。ミカ、結海、miyouの3名です。新メンバーの加入により、リトグリは再び6人組として活動を再開し、新たな時代を迎えました。
ミカ—フィリピン出身のボーカル力と笑顔
ミカさんはフィリピン出身で、高校時代には軽音楽部でボーカルを担当していました。その明るい笑顔と力強い歌声でオーディションに合格し、グループの重要な存在となっています。オーディション時には、親戚が経営するカラオケ店で練習を重ね、その努力と熱意が評価されました。
結海—ミュージカル経験豊かなパフォーマー
結海さんは幼少期からミュージカルに出演してきた経験を持ち、その豊かな表現力が魅力です。オーディションでもその表現力の高さが評価され、見事に加入が決定しました。ステージでは華やかなパフォーマンスで観客を引きつけるカリスマ性を発揮しています。
miyou—アフリカンルーツを持つ新しい声
miyouさんはギニア人の父親と日本人の母親を持つハーフで、そのユニークなルーツが彼女の独特なリズム感とハスキーボイスに現れています。彼女の声はこれまでのリトグリにはなかった新しい魅力を提供し、新風をグループに吹き込んでいます。TikTokやYouTubeでの活動経験を生かし、デジタルネイティブな感覚でパフォーマンスするmiy
ouさんは、新たな世代のリトグリを象徴する存在です。
脱退と加入を経て進化し続けるリトルグリーモンスター
リトルグリーモンスターは結成以来、メンバーの脱退と加入を繰り返しながら、そのたびに進化を遂げてきました。かれん、MAYU、アサヒの3人が長年グループを支え続け、新たに加わったミカ、結海、miyouが新しいエネルギーを注いでいます。
6人の個性がぶつかり合いながらも融合し、さらに魅力的な音楽を届けてくれる未来が楽しみです。リトルグリーモンスターのこれからの挑戦にぜひ注目してください！
