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『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』4話・あらすじ(ネタバレ)

このストーリーは、実際のドラマとは少し異なる部分もありますが、全体の流れはほぼ同じです。ドラマの世界観や雰囲気をもっと深く味わいたい方は、ぜひ動画をご覧になってみてくださいね。

目次

第4話「兄弟の対立」

「ウto theヨンto theウ!」「トンto theグto theラミ!ハーッ!」
いつものように挨拶するグラミだったが、今日はどこか怒っている。

親友のグラミがヨンウの元に怒りを抱えてやってきた理由は、父親ドンサムが兄たちに騙されたこと。ドンサムの祖父から受け継いだ5000坪の土地が再開発地域に指定され、100億ウォンの補償金が支払われることになった。しかし、兄たちはドンサムを言いくるめ、契約書にサインさせ、長男が50%、次男が30%、そしてドンサムはたったの20%しか受け取れない分配にしてしまったのだ。

それだけではない。ドンサムは兄たちに押し切られて、22億6000万ウォンの税金も全て自分で支払うことを約束してしまった。農業しかしてこなかったドンサムは、事業をしている兄たちに対して劣等感を抱いており、いつも言いなりになってしまう。グラミは父を助けようとヨンウに相談するが、ヨンウは弁護士を辞めたことを理由に、手を貸すことを断ってしまう。しかし、グラミの頼みに押され、ヨンウはハンバダ法律事務所を紹介することに。

江華島での再会

グラミとヨンウ、そしてグァンホはドンサムの実家がある江華島へ向かう。高校時代、いじめに遭っていたヨンウがソウルから江華島に引っ越してきたことがあり、そこでグラミと出会って親友になったのだった。グラミはいつもヨンウを助けてくれていた。そして今度は、グラミが父親を助けようとしている。

ヨンウはドンサムの兄たちが提出した契約書を確認し、法的に有効だが、長男の主張する「長男が5割、次男が3割、三男が2割」という相続割合は、1991年の法改正によって無効になっていることに気づく。「財産は、兄弟が平等に分配されるべき」という法律があるため、兄たちの主張は詐欺に当たる可能性が高いのだ。ヨンウはこの点を指摘するが、裁判を恐れるドンサムは兄たちとの争いに躊躇してしまう。しかし、グラミの説得でドンサムはようやく兄たちと戦う決意を固めた。

ハンバダ事務所とヨンウの決断

ハンバダ法律事務所を訪れたグラミは、ヨンウから「背が高くてかっこいい人を探して」と言われる。ヨンウがジュノのことを指していたのに対し、グラミはミヌを「かっこいい」と判断し、彼を探し出す。その後、グラミはミョンソク弁護士に父の件を相談するが、「勝つのは難しい」と断られてしまう。

グラミからその報告を受けたヨンウは、自分の中で葛藤する。親友の父が騙されているのに黙って見過ごすことはできない――そう思い、ついにヨンウは事務所に駆け込む。ヨンウはミョンソクに「親友の父が騙されて一文無しになるのを見過ごせません!」と訴え、ミョンソクは「退職届はまだ処理していない、自分で担当しろ」と言い、ヨンウに事件を任せた。

証拠不足の中での新たな希望

裁判が始まる。長男は「相続法に基づき、長男が最も多く財産を受け取るべきだ」と主張するが、証拠はなく、詐欺や強迫の証拠を提示するよう判事から求められる。ドンサムたちは困り果てるが、そこで村長が会話を聞いていた可能性に気づく。

ヨンウたちは村長に話を聞くために訪ねるが、村長は「会話は聞いていない」と証言を翻し、長男に買収された可能性が高い。しかし、ヨンウたちはどうにか証拠を見つけ出そうと諦めずに奮闘する。

ヨンウのひらめきと逆転策

証拠を作り出すことができない状況に悩むヨンウ。そんな中、グラミの「証拠が作れたらいいのに!」という言葉がヒントになる。ヨンウは、グラミの祖父の法事で兄たちを煽り、暴力を引き出す作戦を思いつく。

法事の日、グラミは酔っ払い、兄たちに絡んで挑発する。ついに長男がグラミをビンタし、三兄弟の間で大乱闘が始まる。その場でグラミの母が警察に通報し、これを証拠として法廷に提出することに成功する。

法廷での勝利とヨンウの復帰

法廷でヨンウは、グラミとドンサムが暴行を受けた証拠として診断書と警察の通報記録を提出する。そして「贈与者やその家族に対して犯罪を行った場合、贈与契約は無効にできる」という民法の条項を持ち出し、贈与契約を取り消すことを主張する。相手側弁護士が「暴行を仕向けたのでは?」と反論するも、ヨンウは「証拠がありますか?」と自信満々に返し、裁判はヨンウの勝利で幕を閉じた。

兄たちは謝罪し、ドンサムは土地を平等に分けることを提案することで和解が成立。事件を通じて自信を取り戻したヨンウは、再びハンバダに復帰することを決意する。

ヨンウを採用した真相と新たな謎

事件が解決した後、ヨンウがハンバダに採用されるまでの経緯が明かされる。実は、ヨンウは一度ハンバダに不採用となっていた。しかし、代表のハン・ソニョンが「人事のミスだ」として彼女を採用したのだ。さらに、ハン代表はヨンウの母親に関する秘密を知っている様子を見せ、今後の展開に新たな謎を残す。

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